ウソツキ忍者の独断と偏見に基づく感想・考察

読んだ本や、見たアニメについての感想

読書感想(政治)

戦時と平時と国際法―――『国民のための戦争と平和の法』を読んで②

国連や国際法、そして戦争と平和について書かれた本。 著者は小室直樹(法学博士)と色摩力夫(元外務省官僚)。 総合法令。 1993年初版。 警察と軍隊 国家権力の内部での位置づけ 権限の規定 活動の目的 任務の基本的性質 自衛隊の問題 国連の本質 ポイント…

国連幻想と戦争―――『国民のための戦争と平和の法』を読んで①

国連や国際法、そして戦争と平和について書かれた本。 著者は小室直樹(法学博士)と色摩力夫(元外務省官僚)。 総合法令。 1993年初版。 国際連合 国連のエッセンス ハマーショルドの6原則 国際連盟と国際連合は違う 安全保障理事会と拒否権 平和主義者が…

大衆が官僚制を要請している?―――『官僚の反逆』を読んで

官僚批判が実は官僚制の強化を(無自覚に)推進していたことを指摘した本。 著者は中野剛志(経済産業省の官僚)。 幻冬舎新書。 2012年、第1刷。 外圧を引き込む 官僚の大衆化 官僚の非人間化は「美徳」である 成果主義は官僚化を要請する 回転ドア方式が官…