ウソツキ忍者の独断と偏見に基づく感想・考察

読んだ本や、見たアニメについての感想

読書感想(社会)

ヒトをモノとして扱う時代―――『モノ・サピエンス』を読んで③

人間が物質化・単一化している現代社会について書かれた本。 著者は岡本裕一朗(哲学・倫理学者)。 光文社新書。 2006年第1刷。 「モノ化」する人間 「モノ化」する思考 「モノ化」する社会 「人間の尊厳」の終焉 「モノ化」する人間 「モノ化」する思考 著…

ヒトをモノとして扱う時代―――『モノ・サピエンス』を読んで②

人間が物質化・単一化している現代社会について書かれた本。 著者は岡本裕一朗(哲学・倫理学者)。 光文社新書。 2006年第1刷。 「モノ化」する人間 「モノ化」する命 「モノ化」する遺伝子 「モノ化」する人間 「モノ化」する命 体外受精(試験管ベビー)…

ヒトをモノとして扱う時代―――『モノ・サピエンス』を読んで①

人間が物質化・単一化している現代社会について書かれた本。 著者は岡本裕一朗(哲学・倫理学者)。 光文社新書。 2006年第1刷。 「モノ化」する人間 「モノ化」とは 「超消費社会」ではモノは使い捨てられる 「モノ化」する体 「モノ化」する労働 「モノ化…

社会調査に騙されている?―――『「社会調査」のウソ』を読んで

社会調査がどれほど間違っているかを暴いて見せている本。 著者は谷岡一郎(社会学博士)。 文春新書。 平成12年、第1刷。 この本の論点 用語 バイアス 指数と指標 実行定義 いろんなゴミ 歴代大統領の人気 単なる思慮不足 弁明的なごまかし わかった上でわ…

常識は常識じゃない?―――『人が、つい とらわれる心の錯覚』を読んで②

世の中の硬直した常識を考え直そうとした対談本。 著者は安野光雅(画家)と河合隼雄(深層心理学者)。 講談社+α文庫。 1.弱音が吐けない 2.教えるのではなく育つのを待つ 3.本当の事はあるのか 4.西洋は魔法、日本は輪廻 5.自由に遊ばせる度胸 6.まやかし…

それって本当に家族の常識?―――『人が、つい とらわれる心の錯覚』を読んで①

世の中の硬直した常識を考え直そうとした対談本。 著者は安野光雅(画家)と河合隼雄(深層心理学者)。 講談社+α文庫。 1.家族の断絶は悪いのか 2.虐待に関する日米比較 1.家族の断絶は悪いのか 新聞などで、やたらと「家族の断絶」が取りざたされ、何やら…

世間と、どう折り合いをつけるか?―――『「世間」とは何か』を読んで

個人が世間とどう向き合っていくかという視点から社会の在り方を考えた本。 著者は阿部謹也(元一橋大学学長、専攻は中世ドイツ史)。 講談社現代新書。 1. 世間と社会は違う 2. 説明の難しさ 3. 世間の縛り 4. 分析するために 5.感想まとめ1 (文学作品を…